1973-03-15 第71回国会 参議院 予算委員会 第3号
やれないからと言って、じゃほっといてもいいのかといえば、まあ第二段としては、特定の国に特別課徴金をとろうという、ミルズ委員長がいま一五%の案を出しておりますが、一〇%切り下げられて一五%課徴金を取られたら対米輸出はとまってしまう、こういうことでありますから、これもなかなかのめないんです。これは、絶対課徴金は取っちゃいかぬ。
やれないからと言って、じゃほっといてもいいのかといえば、まあ第二段としては、特定の国に特別課徴金をとろうという、ミルズ委員長がいま一五%の案を出しておりますが、一〇%切り下げられて一五%課徴金を取られたら対米輸出はとまってしまう、こういうことでありますから、これもなかなかのめないんです。これは、絶対課徴金は取っちゃいかぬ。
それで、この間もアメリカのミルズ委員長が、円の二五%から三〇%の再切り上げが必要であるということも話しておりまして、国際的に円の再切り上げという問題は、やはり熱がさめるどころか非常に上がってきているように私は思うのです。
その後、政府間協定を行なったということに対しては、それまでに何回も訪米をし、政府当局者及びミルズ委員長ともお会いをし、意見を聞いておった党の責任者として、党の機関から正式に御通知を申し上げたというようでございます。
まず私は、経過を振り返ってみますと、一昨年五月に本会議で決議をされ、その前四月にはこの委員会で決議をされ、それに基づいて、それ以来いろいろと日本とアメリカとの間にやりとりがあり、昨年の暮れには、牛場・フラニガン会談がある程度まとまるのじゃなかろうかというようなところまでいきましたが、これが必ずしもうまくいかないで暗礁に乗り上げ、そこで、アメリカにおいてはミルズ委員長を中心としていろいろの工作が進み、
○平原説明員 ただいま十五分前に私こちらに参りましたが、それまでのところ、ミルズ委員長の発言内容というものは私らに伝わっておりません。
ただ問題は、それは日本側の業界の譲歩によってけっこうだし、しかもミルズ委員長と話し合いがついているならばまずまずこれで向こうによる輸入割当法案を阻止できるという点についてのメリットを大きく感ずるとともに、だがしかし、こういう形でこういうことをやった場合に、立法府対行政府との関係が一体どうなるのだ。これは日米の外交交渉は決裂しておったわけじゃないのですね。
そこで私は、外務大臣にお伺いするのでありまするが、外務省といたしましては最近のミルズ委員長と日本業界との間のいわゆるミルズサゼスチョンを中心とする話し合いですね。
ミルズ委員長ですか、これなんかも非常にバックアップしているような姿でありますけれども、それについてわかっているだけひとつお答え願いたい。
とにかく自主規制のできたことは、ミルズ委員長との間ではその誤解はないと思いますけれども、しかしながら、米国の業界から見ればおそらく規制が包括的であること、また伸び率等についてもなかなか希望するようなものでないという、そういう意味でたいへんむずかしい状態であり、その批判はなかなかきびしいだろうと、かように私は思いますが、そういう事柄が米国政府としてもいろいろの感じを持っておるのではないだろうかと思います
○宮澤国務大臣 その点は、ミルズ委員長の声明にはそのように述べられておることは、私どもも公電で受け取りましてそのとおりでございますけれども、どうもそこらに多少いろいろ含みがあるようでございまして、わが国の業界自身の宣言の中にも、韓国、台湾、香港という名前すら実はあげておりませんし、そのすべてが日本と同様の自主規制をすることが条件だということも、明らかには述べられておりません。
○中村(重)委員 もう一つ伺っておきたいのですが、ミルズ委員長が、自主規制の結果さらに被害がある場合に備えガット十九条による措置をとり得るということを示唆したと伝えられているのですが、そういった懸念もあり得るのでしょうか。ここらあたりを考えて、例の業界の宣言の際にいわゆる留保条項というのをつけた、こういう形になっていくわけですか。
○宮澤国務大臣 おそらく、ミルズ委員長がいま十九条云々と述べましたことは、米国内の業界等から声が起こるであろう、いわゆる市場撹乱、マーケットディストラクションがかりに起こったときには——そういうことは日本業界も気をつけるであろうが、起こったときには、ガットの原則に返るならば十九条というものの発動ができるではないか、これは今回の宣言あるなしにかかわらず、ガット固有の権利があるではないか、したがって市場撹乱
アメリカのほうではニクソン大統領も日本側の一方的自主規制を支持するいわゆるミルズ委員長の意向を了承した、このように伝えられておるわけです。
○国務大臣(宮澤喜一君) ただいまミルズ法案と言われましたのは、おそらく伝えられておるところのミルズ委員長の提案といいますか、示唆といいますか、そういうことを言っておられるというふうに理解してお答えいたします。ミルズ委員長がどのような案を持っておるかということは、実は私ども公式には一度も聞いたことがございませんわけでございます。
たまたま新聞等で伝えられますように、ミルズ委員長の示唆というものが日本側に伝わってまいりまして、それを検討しておりました結果、これを業界といたしましては積極的に検討してみようということになったわけでございます。
○政府委員(楠岡豪君) 牛場大使はミルズ委員長とは——失礼いたしました、フラニガン大統領補佐官とは折りに触れて会っておられますし、公電はいろいろきておりますが、先生のおっしゃいます公電というのはどういう性質のものでございましょうか。
したがいまして、最近のミルズ委員長の説あるいはその説の背景をなすもの、あるいは見通し、その内容等につきましても、できるだけその意図を掌握することにつとめております。
○愛知国務大臣 先ほども私、率直に申し上げたつもりですが、ミルズ委員長もなかなかむずかしい問題の中に立って、ずいぶんいろいろと双方のために配慮をした考え方をくふうしておられる。これは私も敬意を表しているわけです。
○堂森委員 時間がありませんから終わりますが、ただいまの大臣の答弁では、ごく最近のミルズ委員長を中心としたような、そういう報道を含めての最近のこまかい情報については、まだ報告がない、こういうことでございますか。
そこで一言だけお伺いいたしますが、いま中断状態になっておる日米繊維交渉で、何か牛場大使が請訓を起こしたとか、あるいはダニエルズ弁護士ですか、これがミルズ委員長の特使として一両日中に来るとか、こういわれておりますが、私は、このことについても前のこの委員会で申し上げましたが、こちらが何もあわてる必要はない。
「政府もミルズ委員長も気がついたであろうが、キャピトルの丘では古い馴れ合いが行われている。」もう一度そこを申し上げます。「キャピトルの丘では古い馴れ合いが行われている。」そこに日本人が参加しておらなければけっこうでございます。私はそれを希望するものでございます。
さらに、四月の十三日に下院のミルズ歳入委員長が提案いたしましたものは、これは一九六七年から一九六八年のレベルに平均押えるということでございますから、サーモンド案に比べますると、やや寛大と申しますか、そういったことになっているわけでありまして、さらにミルズ委員長の提案しました案は、繊維のみならず、これにはきものをつけ加えているわけでございます。
そこで、たまたまミルズ委員長にお会いいたしましたときに、鉄鋼は非常に割り当て制限の強い運動を起こしておるんだ、われわれやはり選挙で出るんだから、自分は自由貿易論者であっても、なかなか押え切れるものではないんだということでございました。ことに鉄については、国防産業という見地からこの問題が取り上げられるようになると、もう普通の力では押えられないというお話がございました。
もちろん日本とアメリカの国力の差というものがございまして、私はミルズ委員長に会いましたときに申し上げたのは、ゴルフでもハンディがあるじゃないか、日本とアメリカは十対一以上の力の差があるのだから、同じことをやれと言われても無理だから、ハンディを与えてくれということを言うたのですが、いや、日本はドイツ以上の国力があるので、もうお互いに相互主義を考えていい時期に来ておる、これはアメリカの知識層その他の一致